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AGAを引き起こす原因として、男性ホルモンが指摘されています。男性ホルモンというのは男性らしさを作る上で重要な役割を果たしています。

しかし同時に、あまりに過剰に分泌されると、髪の毛の成長を阻害することが分かってきているのです。

髪の毛というのは、発毛して成長して抜けるというサイクルを繰り返しています。いかに健康な髪の毛の持ち主であっても、日に100本程度は抜け毛があるといいます。

風呂場の排水溝のところに髪の毛の束を見たことはありませんか？もしくは部屋を掃除していて、髪の毛が落ちているのを見たことはありませんか？

別に多少の抜毛は問題はありません。ところがAGAにかかると、この髪の毛の成長のサイクルがどんどん早まってくるのです。

ですから髪の毛がきちんと成長をする前に髪の毛が抜けてしまうのです。それでAGAの人は細く産毛のような髪の毛しか生えてこなくなってしまうのです。

男性ホルモンの一種に「テストステロン」があります。テストステロンはある酵素と結びつくことによって「ジヒドロテストステロン」という物質が作られます。

このジヒドロテストステロンが髪の毛の成長を阻害し、髪の毛が十分に成長していなくても脱落させてしまうわけです。

このため、AGAの大本の原因として男性ホルモンの過剰分泌にあるということが専門家の間で指摘されているというわけです。AGAの治療でも、いかに男性ホルモンの分泌を抑えるかというところに労力が注がれています。